スタービンの極めて分かりづらい茶目っ気について

語らせてください。今回は800文字足らずで終わります。

まず、7DAYにこういう一幕があるじゃないですか。太字がスタービンの台詞です。

「本日はゴキブリです。
 それではごゆっくりお楽しみください」
「美味い......美味い......」
「こうゴキブリが続くと......飽きてこんか?」
「飽きる......何にです......?」
「ゴキブリにだ」
「......つまり?」
「同じ物を長期間食べておると、
 食事に飽きると言っておるのだ」
「なるほど......僕にはその感覚が......ありません......」

引用元:『いただきます』7DAY

「僕にはその感覚が......ありません......」とのことですが、しかしこれはおかしいんですよ。


だって彼、その前日に

「美味い......美味い......。
 ゴキブリは......何度食べても美味い......」

引用元:『いただきます』6DAY スタービン

と言っているじゃないですか。
「何度食べても美味い」って台詞、「何度も食べたら飽きる」という感覚が無いと出てこなくないですか?
ゴキブリ「は」、つまりゴキブリ以外は何度も食べると多少なりとも美味さが減少する、飽きるということですからね。
少なくとも、「普通の人間は同じ物を長期間食べていると食事に飽きるらしい」くらいの認識は持っているはずです。
なのにベントラーに対しては「その感覚が無い」と。それもたっぷり四クリック分すっとぼけて。

 

 

 

もしかしてスタービン、ベントラーをからかってます?

 

 

 

3DAYの「スタービン、貴様に味という概念はあるのか?」という揶揄に対するさりげない意趣返しだったりするんでしょうか?

 

 

 

 

 


いえ、邪推であることは重々承知しているんですよ、しているんですが、
でもこの可能性に初めて思い当たったとき……スタービン……なんて……なんて……

 

 

…………お茶目な男だと……

 

 

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